大阪ガスのインターネットサービス「さすガねっと」のCM「マーモットの叫び」篇が2026年2月から放映開始。「tverにめっちゃ出てくる大阪ガスのCMうざい」と批判が続出する一方、「マーモットの絶叫がお気に入り」「一生笑える」とファンも急増し、怒りと笑いが同時に炸裂するCMとして話題を集めています。

「マーモットの叫び」篇とは——ネットミームを広告に変えた大阪ガス

CMの概要と話題の経緯

「さすガねっと」は大阪ガスが提供する光回線インターネットサービスで、関西ローカルを中心に放映されるCMシリーズが長年親しまれてきました。以前はロザンや春日俊彰さん(オードリー)が出演するシリーズが好評でしたが、2026年2月3日から一転、タレント起用をやめてネットミームのマーモットキャラクターを全面起用する大胆な路線転換を図りました。

CMの内容はシンプル極まりなく、かわいらしい外見のマーモットが「大阪ガアアアアス!!!」「インターネエエエット!!!」と全力で叫ぶというものです。TVerでも配信され、「うるさい・不快」という批判と「おもろすぎ・耳に残る」という笑いが同時に大量発生しました。

企業名 大阪ガス株式会社
サービス名 さすガねっと(大阪ガス光回線インターネット)
CM篇名 「マーモットの叫び」篇
放送開始 2026年2月3日〜(関西ローカル・TVerほか)
出演 マーモットくん(ネットミームキャラクター)
叫び声の主 非公開(クレジットなし)
キャッチ 大阪ガアアアアス!!!インターネエエエット!!!

「マーモットくん」とは何者か——ミームの歴史

このCMの主役・マーモットくんの正体は、2015年頃に海外Instagramに投稿されたマーモットの映像が起源です。大自然の中で直立して鳴くマーモットの映像に、後から「野太い男性の絶叫」が吹き込まれた改造バージョンが世界中に拡散。日本には2017年前後に伝わりましたが、その過程で「マーモット」が「ビーバー」と誤認されたまま「叫ぶビーバー」として定着してしまいました。Xで「ビーバー?マーモット?」という議論が今でも起きるのはこのためです。

大阪ガスはこのミームを「マーモットくん」として正式名称で起用。10年以上インターネットを生き続けるキャラクターを広告に採用するという異例のキャスティングが話題の核心となっています。

「うるさい」「不快」「嫌い」——賛否両論の実態

否定的・批判的な意見

  • 「tverにめっちゃ出てくる大阪ガスのCMうざい」——動画視聴中に繰り返し挿入されることへのストレスがX上で多数共有されている
  • 「ホンマうるさい、センス悪いとかではなく純粋に不快」——演出そのものへの生理的な嫌悪感
  • 「マーモット?に声あてて叫ぶみたいなよくわからんやつ、うるさいだけ」——意図が読めないという批判
  • いきなり大音量で叫ぶ構成がTVerの挿入広告と特に相性が悪く、「びっくりする」「すぐチャンネルを変える」という視聴忌避に繋がるケースも

ウサギさん
「いきなり叫ぶ」って部分がTVerとの相性が特に悪くて、静寂から一気に大音量で叫ばれると純粋にびっくりするよね。CMの内容よりも「音量の落差」によるストレスが批判を増幅させてる面がある気がする。
カエルさん
「うるさいだけで意味がない」って感じる人もいるけど、「大阪ガアアアアス!インターネット!」って叫ばれ続けるとサービス名だけは強制的に覚えてしまうんだよね。これも計算のひとつかもしれない。

肯定的・好意的な意見

  • 「大阪ガスのマーモットがおおきい声出すだけのCMおもろすぎて一生笑える」——シンプルなインパクトへの高評価
  • 「大阪ガスのマーモットのCM初めて見た、ずっとわろてる」——初見の破壊力を証言する声が多数
  • 「マーモットの絶叫を見て一気にファンになってしまった」——キャラクターへの好感がブランド好意に転換しているケース
  • 「最近の大阪ガスのCMは耳に残りますね(笑)」——意図通りの記憶定着が起きているコメント
  • 「大阪ガスは、マーモット使うとか分かっとるな」——ネット文化を知る層からの「センス好き」という評価

https://twitter.com/InyanHo35717/status/2030610971971228120
https://twitter.com/InyanHo35717/status/2030605138629701968


https://twitter.com/chidu1212/status/2029873215468970254

ウサギさん
ミームを知ってる人とそうでない人で反応がくっきり分かれてるのが面白いよね。ネット文化に親しんだ世代には「大阪ガス分かってる!」という感動になるんだよ。
カエルさん
「初めて見た、ずっとわろてる」って初見で全部持っていかれるインパクトは相当なもんだよね。笑いが起きた瞬間にSNSに書き込まれる確率が跳ね上がるから、拡散設計として実は優秀だと思う。

一方で上戸彩さん×友田オレさんのバージョンも放映中

マーモットの叫び篇と並行して、2026年2月4日からは上戸彩さんと友田オレさんが出演するエネルギー篇「もったいなないなない」も放映されています。「関西人以外は知らないと思うんですが大阪ガスのCMはなぜか上戸彩さんがやってます。15年以上にわたり上戸彩さんです。関西人でさえ謎に感じてます」——Xではこんな投稿が拡散するほど、上戸彩さんと大阪ガスの関係は関西では定番の話題です。

批判的意見を受けてのバランス調整なのかは不明ですが、「マーモットはさすガねっと(インターネット)」「上戸彩×友田オレはエネルギー(ガス・電気)」という役割分担のようです。友田オレさんのネタ「もったいなないなない」のリズムに乗せてまとめ契約のメリットを訴求する内容で、こちらは「耳から離れない」と比較的好意的に受け取られています。

https://twitter.com/0301_satoshi/status/2031566589972398530

若さ・美しさ・好感度の三拍子が揃った上戸さんが、R-1グランプリ2025王者の友田オレさんと掛け合いをするという画は、シュールを超えてある種の名コンビ感があります。マーモットの「うるさい」という力を借りずとも強烈な印象を残せている点では対照的な戦略といえますし、ギャラは確実に高いでしょうが上戸さんの安定した好感度が大阪ガスブランドの土台を支えているのは間違いなさそうです。なおこちらのバージョンにも「ロザンの方が絶対にいい!」という声はあり、賛否がないわけではありません。

さて、話をマーモットに戻すと——

「うるさい」を武器にするCMの論理——大阪ガスの賭けを読む

「うるさい」は計算された演出か

マーモットが叫ぶのは「大阪ガアアアアス!!!」「インターネエエエット!!!」——つまりサービス名そのものです。広告において最も記憶させたいのはサービス名とカテゴリ名という観点から見れば、視聴者が嫌がっても笑っても、「大阪ガス」と「インターネット」を叫ばれ続けるこのCMは目的を確実に達成しているといえます。

「ホンマうるさい、純粋に不快」という投稿すら「大阪ガス」という語を含んでいる。Xに「大阪ガスのCMうるさい」と溢れれば溢れるほど、さすガねっとへの検索が増えていく——批判そのものがプロモーションエンジンになる逆説的な設計です。

声の主が非公開である理由——ミームの文法を守る

大阪ガス側はCMの声の主についてクレジットを一切公開していません。「声の主が謎のままであることがSNSを盛り上げている」という指摘も多く、「あれ誰の声?」という疑問が検索やSNS投稿という行動を引き起こす設計になっているとみられます。

もし声の主が有名タレントなら「〇〇さん出演!」と告知したほうが話題になるはずです。あえてクレジットしないのは、誰が叫んでいるかわからないからシュールで面白い——というミームの文脈を広告にそのまま持ち込んでいるからと考えられます。

関西ローカルCMがTVerで全国に広がる新構造

もともと「さすガねっと」は関西エリア向けのサービスです。しかしTVerへの出稿により関西以外のユーザーにも「大阪ガスのうるさいCM」が届くようになりました。「関西人以外は知らないと思うんですが」という驚きの投稿が示すように、ローカルCMが全国に広まることで大阪ガスブランドの認知が関西圏外にも広がっています。

まとめ——「うるさい」が最強の武器になる理由

「うるさい」「不快」「しつこい」——マーモットの叫び篇への批判は多くあります。しかし「大阪ガアアアアス!!!インターネット!!!」という叫びを一度聞いた人は、嫌いでも笑っていても、大阪ガスとインターネットサービスという組み合わせを頭の中に刻んでいるという現実があります。

「ビーバー?マーモット?」という動物識別の議論も、「声の主は誰?」という謎解きも、「大阪ガスのCMうるさい」という批判投稿も、すべてが「さすガねっと」への検索を増やすエンジンとして機能しています。10年以上ネットを生き抜いてきたミームキャラクターを広告に採用するという大阪ガスの賭けは、批判の量の多さがそのまま成功の証明になっているともいえるでしょう。

ウサギさん
「うるさい」ってつぶやくたびに「大阪ガス」って書いてくれてるんだから、CM的には最高の反応なんだよね。嫌いという感情も広告の燃料になるって、このCMを見るとよくわかる。
カエルさん
ロザンから春日、そして10年物のネットミームへ——さすガねっとのCMって毎回振り切ってるよね。大阪ガスがローカルCMを実験場として使い続けてる姿勢が、こういう話題作りに繋がってると思う。
スポンサーリンク

よく読まれてる記事

編集部のおすすめ