Amazonが2025年から放映している2本のCMが「違和感がある」「不快」「不自然」と話題を呼んでいます。電車内で徐々に派手に変身していくAmazon Prime「ニュー・カラー」篇と、雨の中でマスカラが落ちる「雨のロマンス」篇——どちらも「化粧・変身・マスカラ」というテーマを共有しており、例のごとく賛否が分かれてます。それぞれのCMに対する反応と演出の意図を考察します。

2本のCMの概要——何が違和感を生んでいるのか

「ニュー・カラー」篇——変身後が「ブスになってる」という批判

Amazon Prime「ニュー・カラー」篇は、地味だった主人公がAmazonで購入した化粧品・衣装によって派手に変身していくというストーリーで、「新しい自分を見つける」がテーマです。出演しているのはモデル・女優の田中真琴さんで、本人がXで「すごく素敵なCMなので何度でも観てもらいたいです」とPR投稿しており出演は確定しています。

BGMはアメリカのシンガーソングライターBørns(ボーンズ)の「Past Lives」で、その透明感のある旋律がCMと評価される一方、映像の内容への反発も根強い状態です。

「雨のロマンス」篇——「ニヤッとする最後」が怖いと話題

「毎日が、まわってく。」シリーズの「雨のロマンス」篇は、雨の中でマスカラが落ちた女性が、男性と寄り添いながらスマホでAmazonのウォータープルーフマスカラをこっそり注文し、翌日したり顔になるという内容です。出演女性はMAGMA Model Management所属のモデル・TSUGUMIさんであるとの見方が視聴者の間で有力ですが、Amazon・事務所からの公式発表はなく確定情報ではありません。

「最後のところで雷鳴ってニヤッとするのはなんなの?意味不明だし怖すぎる」という声がXで拡散しており、CMのオチとなる「したり顔」シーンへの嫌悪感が不評の核心となっています。

「ニュー・カラー」篇 「雨のロマンス」篇
シリーズ Amazon Prime 毎日が、まわってく。
放映開始 2025年8月〜 2025年7月末〜
出演者 田中真琴さん(確定) TSUGUMIさん(有力・公式未発表)
テーマ 化粧・衣装による変身 雨・マスカラ・ラブシーン
BGM Børns「Past Lives」 CMオリジナル曲(インスト)
批判の核心 変身後が不自然・ブス化している 最後のニヤッが怖い・しつこい

2篇それぞれへの声——賛否の実態

否定的・批判的な意見

  • 「明らかにブスになってんじゃん。派手な方が自分磨きなの?全然違うんだが」——変身後の外見を「悪化」と受け取る声が特に「ニュー・カラー」篇に集中
  • 「アマゾンのCMの女子は化粧前のほうが可愛く感じる」「シンプルなのが一番可愛い」——「すっぴん・素の状態が最も魅力的」という意見が多数
  • 「最後のところで雷鳴ってニヤッとするのはなんなの?意味不明だし怖すぎる」——「雨のロマンス」篇のオチへの嫌悪感。意図が読めないからこそ不気味さが増している
  • 「アマゾンのCM全部嫌い」「しつこい・うっとうしい・逆効果」——配信サービスで繰り返し流れることへのストレスが嫌悪感を増幅させているケース
  • 「日本のCMじゃなく中国や韓国のCMって感じの気色悪さ」——外資系企業ならではの演出トーンへの違和感

ウサギさん
「変身後が不自然」って批判が多いのは、CMが想定している「なりたい自分」と視聴者が感じる「自然な美しさ」のギャップが大きいからだよね。Amazonが世界共通の演出を日本に持ち込んでる感じがある。
カエルさん
「雨のロマンス」篇の「ニヤッとするオチ」への批判は面白くて、「したたかな女性像」の演出が日本の視聴者には嫌悪感として届いてしまっているんだよね。海外では「自分を管理できるクールな女性」として好意的に受け取られる演出なのかもしれない。

肯定的・好意的な意見

  • 「アマゾンのマスカラ買うCM、意味ずっとわかんなかったけど、あれ完璧な自分でいることが気持ちいいって意味か」——意図を理解したことで評価に転じたコメント。「わからなかった」という前置きが批判層の多さを示している
  • BGMのBørns「Past Lives」への好評が「ニュー・カラー」篇では目立っており、「曲が素敵」「世界観が好き」という声がある
  • 田中真琴さんのファン層からは「まこっちゃんが出てて嬉しい」「眼福」という好意的な声
  • 「鏡を見ないでも雨に降られて化粧落ちてるのわかるの?お化粧する人あるあるなの?」——批判ではなく純粋な疑問として話題になり、メイク経験者の間で「あるある」として共感を集めたコメントも

ウサギさん
「意味ずっとわかんなかった」って言いながら自分なりに解釈できた人が評価に転じてるのが興味深いね。CMの意図が伝わりにくいこと自体が批判の温床になってるって、これはAmazon側の課題でもあるよね。

カエルさん
「雨で化粧落ちてるってわかるの?」って疑問から始まって化粧あるあるの話題になってるの、本来の商品訴求(ウォータープルーフマスカラ)には最適な「共感の入口」だから、CMとして機能してる部分でもあるんだよね。

出演者プロフィール

田中真琴さん——「ニュー・カラー」篇(出演確定)

https://twitter.com/mak0tter/status/1963935697926340981

氏名 田中真琴(たなか まこと)
生年月日 1995年1月30日(30歳)
出身地 京都府
身長 162cm
血液型 AB型
所属 Coccinelle Entertainment
特技 バドミントン、謎解き
主な出演作 映画『ほなまた明日』(2024年・主演)、BUMPドラマ『わたしの好きな人は、』(2025年)、NHKスペシャル「エジプト 悠久の王国」(2025年)、BiSH・感覚ピエロMV多数

2014年のミス佛教大学グランプリ受賞をきっかけに芸能活動をスタートした田中真琴さんは、モデル・女優として幅広く活躍しています。BiSHや感覚ピエロのMVで培ったストーリー性のある演技が評価され、2024年公開の映画『ほなまた明日』では主演を務めました。今回のAmazon CMでは本人がXで「普段からAmazon定期便とプライムの早い配達に頼ってる私にはぴったりなCM」とPRしており、出演は公式に確定しています。SNSではX上で「変身前の清楚な姿が好き」という声が多く、変身前後の落差が話題の核心になっています。

ウサギさん
本人がXで「私にぴったりなCM」って言ってるの、好感度高いよね。CMへの批判と田中真琴さん本人への評価は別で語られてるのが特徴的。

TSUGUMIさん——「雨のロマンス」篇(出演有力・公式未発表)

氏名 TSUGUMI(つぐみ)
生年月日 非公開
出身地 非公開
身長 173cm
所属 MAGMA Model Management(2021年4月〜)
活動 ファッションモデルが中心。Diorなど一流ハイブランドのランウェイに出演
備考 Amazon CM出演については公式発表なし。視聴者・ファンによる特定情報

TSUGUMIさんはMAGMA Model Management所属で、Diorほかハイブランドのランウェイにも立つ国際的に活躍するモデルです。身長173cmの長身と涼しげな目元が印象的で、SNSでは「吉高由里子さんに似ている」との声も多く出ましたが、ほくろの位置や顔立ちの細部から別人であることが確認されています。今回のCM出演についてはAmazon・事務所いずれからも公式発表がなく、本記事では「出演有力」として扱っています。

なぜ「派手になる前が綺麗」と感じるのか——日本とグローバルの美意識の断絶

「自己表現の拡大」と「ナチュラルな美しさ」のすれ違い

「ニュー・カラー」篇の根本的なメッセージは、「Amazonを使って自分の新しい側面を引き出せる」という自己変革の物語です。欧米的な文脈では「自分に投資して変身する」行為は自己肯定の表現として肯定的に受け取られます。しかし日本の視聴者の多くは「ナチュラルな美しさ」を理想とする傾向が強く、派手に変身した結果を「劣化」「ブスになった」と受け取ってしまうというすれ違いが起きています。

「アマゾンのCMの女子は化粧前のほうが可愛く感じる」「糞みたいな化粧と衣装になる前のシンプルなのが一番可愛い」という声は、CMが意図した「変身後が一番輝いている」という方向性と日本の視聴者の美意識が正反対を向いていることを示しています。

「雨のロマンス」篇の「したたか女性像」が嫌われる理由

「雨のロマンス」篇に対する「最後のニヤッが怖い・意味不明」という批判の本質は、ラブシーンの最中にこっそりスマホで商品を注文し、翌日「完璧な自分」で登場してニヤリとする女性像への生理的な嫌悪感です。これは「どんな状況でも自分のことを抜かりなく管理できるクールな女性」という演出意図ですが、日本の視聴者には「場の空気を読まない」「恋人を道具扱いしている」「したたか過ぎて共感できない」という印象を与えてしまっています。

また両篇に共通して多いのが「しつこい・配信で何度も流れてうざい」という接触頻度への不満です。CMの内容への評価以前に、大量出稿による強制的な繰り返し接触がストレスを生み、嫌悪感を増幅させている側面もあります。

まとめ——「違和感」の正体はグローバル基準と日本の美意識のズレ


AmazonのCM2篇への「違和感」「不快」という反応の正体は、世界共通のブランドメッセージをそのまま日本に持ち込んだことで生じた「美意識の断絶」だといえます。「変身後が美しい」というCMの大前提が日本の視聴者には成立しないため、すべての演出が逆効果に見えてしまっています。

「意味ずっとわかんなかったけど、完璧な自分でいることが気持ちいいって意味か」——このツイートが示す通り、CMの意図を自力で解読した人だけが肯定的に評価できる設計になっており、大多数の視聴者には伝わっていないのが現状です。「派手になる前のほうが綺麗」という多数の感想は批判ではなく、CMが想定している美意識を日本市場が共有していないことのシグナルといえるでしょう。

ウサギさん
「変身前が一番かわいい」って声が一番多いのって、結局CMの出発点からして日本人の感覚と合ってないんだよね。批判の量が多い=CMが悪い、ではなく「文化的な翻訳が足りない」というのが正確な診断だと思う。
カエルさん
「しつこい・配信で何回も流れる」っていう接触頻度への不満は、内容への評価とは別の話だよね。CMの質とは無関係に、大量出稿が嫌悪感を増幅させるメカニズムは大阪ガスのマーモットと構造が似てる。
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