三井住友銀行の「Olive(オリーブ)」新TVCM「Oliveの人〜スマホ」篇・「Oliveの人〜PayPay」篇(2026年3月5日放映開始)が話題です。吉高由里子さんとダイアン・津田篤宏さんが出演するこのCM、撮影の背景に流れる水路や橋、趣のある街並みがどこなのか気になった方も多いのではないでしょうか。また、CMに流れる印象的な曲の原曲についても注目が集まっています。

CM概要

新CMは「Oliveの人〜スマホ」篇(15秒・30秒)と「Oliveの人〜PayPay」篇(15秒・30秒)の2種類で構成されています。

吉高由里子さん演じる「Oliveの人」は、Oliveを使いこなす街の人気者。花屋で店員と和やかに会話しながら花を選び、スマホタッチ決済でショッピングを楽しみ、惣菜屋でPayPayを使ってコロッケを買う──という日常の便利シーンが描かれます。それをダイアン・津田篤宏さん演じる「通帳の人」が少し離れた場所から静かに見つめ、ときに戸惑い、ときに思わず笑顔になる、という対比構造が本シリーズの大きな見どころです。

CM名 「Oliveの人〜スマホ」篇(15秒・30秒)
「Oliveの人〜PayPay」篇(15秒・30秒)
放映開始 2026年3月5日〜全国
出演者 吉高由里子さん(「Oliveの人」役)
ダイアン・津田篤宏さん(「通帳の人」役)
CMソング 「白い色は恋人の色」(編曲版)
撮影時期 2026年1月中旬(記録的大寒波の中での屋外ロケ)

キャスティングについても触れると、吉高由里子さんはNHK大河ドラマ「光る君へ」(2024年)主演をはじめ第一線で活躍する実力派女優で、「街の人気者」という親しみやすいキャラクターを自然体で体現できる稀有な存在です。津田篤宏さんは「通帳の人」として必要最小限の表情と動きで感情の機微を表現し、吉高さんの明るさを引き立てる絶妙な存在感を発揮。二人の共演がCMのエンタメ性を高め、高視聴回数に貢献していると言えるでしょう。

ロケ地は千葉・佐原の小野川沿い

三井住友銀行のCM公式サイトにはロケ地の記載はありませんが、CMに登場する小野川沿いの水路・古い商家の街並み・橋などの風景が、視聴者やネットユーザーによって千葉県香取市・佐原の小野川付近と特定されています。

「北総の小江戸」佐原とはどんな場所か

佐原は千葉県北東部・香取市に位置する、江戸時代から続く歴史ある商業都市です。利根川の支流・小野川沿いには、江戸期に建てられた蔵造りや切妻造りの商家が現在も残り、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されています。

「北総の小江戸」とも呼ばれるその景観は、水路・石橋・柳・古い建物が一体となって形成する独特の情緒が特徴。CMで吉高さんが自転車を押しながら橋の上を歩くシーンや、土手を気持ちよさそうに歩くシーンは、この佐原の風景と高く一致するとして多くのファンが指摘しています。

正式名称 千葉県香取市佐原 / 小野川沿い
地区の特徴 国の重要伝統的建造物群保存地区
江戸時代の商家・蔵が連なる「北総の小江戸」
見どころ 小野川沿いの柳・石橋・蔵造りの商家
伊能忠敬旧宅・諏訪神社など歴史的スポット
CMとの関連 水路沿いの街並み・橋・土手シーンが佐原の景観と一致すると視聴者・ネットユーザーが特定
アクセス JR成田線「佐原駅」から徒歩約5分

なぜ佐原がロケ地に選ばれたのか(仮説)

Oliveというサービスのブランドイメージは「日常に溶け込む便利さ」と「温かみある生活感」です。都市でも農村でもない、人の手が入った歴史ある商業の町・佐原の雰囲気は、そのブランドイメージと高い親和性を持っています。

水路沿いに花屋や惣菜屋が並ぶ情景、橋の上をゆっくり自転車で渡る人、バスを待つ人──こういった「昔から続く町の日常」を背景に「新しい金融サービス」を見せるという対比は、懐かしさと新しさを同居させる演出意図とも読み取れます。Oliveが「新しいのに、なんか馴染む」というブランド体験を伝えるロケ地として、佐原は理想的な選択だったと言えるでしょう。

ウサギさん
あの水路沿いの雰囲気、どこか懐かしくてほっとする景色だよね。「昔ながらの町並みでスマホ決済」っていうギャップが、Oliveの「新しいのに親しみやすい」というメッセージをそのまま映像にしてる感じがする!
カエルさん
佐原ってそんな歴史ある場所だったんだ!伊能忠敬ゆかりの地で最新の金融サービスのCMを撮るって、三井住友銀行の歴史と革新を重ねた演出とも取れるよね。ロケ地を知るとCMの見え方が変わってくるのが面白い!

CMソング「白い色は恋人の色」の原曲と背景

OliveCMに流れる印象的なあの曲、原曲は「白い色は恋人の色」です。CMでは編曲されたアレンジバージョンが使用されていますが、その元となった楽曲には半世紀以上の歴史があります。

「白い色は恋人の色」とはどんな曲か

「白い色は恋人の色」は、ベッツィー&クリスが1969年にリリースした楽曲です。ベッツィーはアメリカ出身の女性シンガー、クリスは日本人男性シンガー(本名:飯塚博)からなるデュオで、日本で活動した国際的な音楽ユニットでした。

軽やかで甘いメロディラインと、澄み切った二声のハーモニーが特徴のこの曲は、発売当時からロングセラーとなり、テレビ番組やCMへの使用も重なって世代を超えて親しまれてきました。

曲名 白い色は恋人の色
アーティスト ベッツィー&クリス(Bettsy & Chris)
リリース年 1969年
CM使用バージョン 編曲・アレンジバージョン(原曲をベースにアレンジ)
楽曲の特徴 軽やかなメロディと二声の甘いハーモニー。半世紀以上にわたり愛され続けるスタンダードナンバー。

CMアレンジ版と原曲の違い

OliveCMで使用されているのは原曲そのままではなく、CM用に編曲されたアレンジバージョンです。テンポ・楽器編成・ボーカルの有無などが調整されており、映像のトーンに合わせた軽やかで現代的な雰囲気に仕上げられています。

アレンジを加えつつも原曲のメロディラインは保たれているため、「どこかで聴いたことがある」「懐かしいけど新鮮」という感覚を視聴者に与えます。これは知名度のある楽曲をアレンジして使う手法の典型で、認知度の高さとフレッシュな印象を同時に取り込むCMソング選定の王道戦略です。

「白い色は恋人の色」がOliveCMに合う理由

このCMが描くのは「日常の幸せな瞬間」です。花屋で会話を楽しみ、コロッケを頬張りながらバスの窓から笑顔を見せる──そういった生活感のある幸せなシーンに、「白い色は恋人の色」の軽やかで温かいメロディは非常にマッチしています。

1969年という半世紀以上前のヒット曲を使うことで、世代を超えた親しみやすさも演出されています。シニア世代は懐かしさで、若い世代は「いい曲だな」という新鮮な耳で、それぞれ受け取ることができる点も、広い世代をターゲットとする金融サービスのCMとして巧みな選曲と言えます。

ウサギさん
あの曲、1969年の曲だったんだ!CMで初めて聴いた人も「なんかいい曲だな」って思うし、知ってる人は「あ、あの曲!」って反応するよね。世代をまたいで刺さる選曲が、Oliveという金融サービスの「みんなに馴染む」メッセージとリンクしてる!
カエルさん
昔からある名曲をCMで新鮮にアレンジして使うって、音楽の記憶をブランドの記憶につなげる戦略なんだよね。CMが終わった後も頭の中で曲が残り続けることで、Oliveのことを自然と思い出す仕組みになってるのが巧みだと思う!

まとめ|佐原のロケ地×「白い色は恋人の色」が生む世界観

三井住友銀行「Olive」の新CM「Oliveの人〜スマホ」篇・「Oliveの人〜PayPay」篇について、ロケ地とCMソングという切り口で解説しました。

ロケ地とされる千葉・佐原の小野川沿いは、江戸時代の商家が今も残る「北総の小江戸」。CMが描く温かみある日常の風景として、その歴史的な街並みが選ばれたのは必然とも言えます。そして1969年にリリースされたベッツィー&クリスの「白い色は恋人の色」を編曲して使用したCMソングは、世代を超えた親しみと現代的なフレッシュさを同時に体現しています。

懐かしさの中に新しさを溶け込ませる──その一貫した世界観が、吉高由里子さんのナチュラルな演技とダイアン・津田篤宏さんのユーモラスな表情と相まって、多くの人の記憶に残るCMを作り上げていると言えるでしょう。

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