記事概要
意味① | 『あったらいいなをカタチにする小林製薬です』の『あっ』 |
意味② | 驚きや感動、感嘆の『あっ』 |
CMでの使用開始時期 | 2007年4月~ |
小林製薬のCMの『あっ小林製薬』の意味を紹介
- 『あっ小林製薬』
のナレーションでのスタートがお馴染みの、小林製薬のCM。
このナレーションが流れると、『また小林製薬のCMだ』って誰もが気づくわけですが、なぜ『あっ!』なのかが謎ですね。
今回は、こちらの意味や意図について、小林製薬に問い合わせてみた結果について紹介していこうと思います。
ナレーションの意味や意図、使用開始時期について
CM冒頭の『あっ小林製薬』の意味は
- 『あったらいいなをカタチにする小林製薬です』の『あっ』
- 驚きや感動、感嘆の『あっ』
の2つです。
順に詳しく見ていきましょう。
意味1:『あったらいいなをカタチにする小林製薬です』
小林製薬は、漢方・生薬製剤開発において『3つのこだわり』を謳ってて、そのうちの一つに
- 未充足ニーズに応える「コンセプト開発」
があります。
お客さまの”あったらいいな”をカタチにするため、まずは人々の暮らしに着目し、医療環境などの社会背景の分析や体調の悩みなどの生活者調査を行うことで、生活者も気づいていない未充足ニーズを見つけ出し、製品の核となるコンセプトを設計します。
公式ホームページ
これは、健康や医療の分野で、
- 『こんな商品があったらいいのにな~』
- 『こんな悩みが解決できたらいいのにな~』
っていう、消費者の潜在的なニーズに応える商品づくりをしてますよという意味で、それを
- 『あったらいいなをカタチにする』
という独特の言い回しで表現してます。
この言い回しを短縮した『あっ』っていうのが、CM冒頭のナレーションの語源ということですね。
意味2:驚きや感動、感嘆の『あっ』
『こんな商品があったらいいのにな~』と、潜在的なニーズを抱えてる消費者に、小林製薬の商品を見た時に、
- 『あっ、こんなのほしかった!』
- 『あっ、これもそうだ!』
と、感動や感銘を与えたいという願いもこめられてます。
CM冒頭の『あっ小林製薬』を聞いて、『どんな商品が紹介されるんだろ?』っていう視聴者さんが多ければ、このCMは大成功ということになります。
実際には、そこまでの好リアクションの視聴者さんは多くないでしょうが、少なくとも
- 『あっ小林製薬』
のナレーションが流れると
- 『これから小林製薬のCMが流れる』
と認識する視聴者さんは多いはずです。
なので、『消費者の生活の中に溶け込み、CMよく知られてる』って意味では、このナレーションは成功してるかと。
『あっ小林製薬』のナレーションの使用開始時期
また、現在放送中のどのCMを見てみても、冒頭のナレーションは使用されてるようですが、こちらは2007年4月のCMから、使用が開始になりました。
なんかムカつく
テレビを見ながらパソコン作業してます。どのテレビ局でも、一日に何回も高い音をかぶせて「あっ」と聞こえるのがうるさくてたまりません。この「あっ」だけでも廃止しないかどうか。