東京スター銀行の最新CMが話題

東京スター銀行の『充実人生』のCMが放送中です。

『充実人生 ~お客様編~』篇

実は『怖い』と言われてる東京スター銀行のCM

一見すると『余生の充実』を感じる今回のCM。

●自宅を担保にまとまった融資を受けられ
●毎月の返済は利息だけで
●元本の返済はお亡くなりになった後

という仕組みは、老後にお金に余裕のない夫婦なんかにはおすすめなサービスという印象も受けますが、実は一部、CMが怖いっていう声もあがってます。

今回は、こちらのCMへの反応や評判を、紹介&考察していきます☆

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CMを怖いと感じる人が挙げてる理由

東京スター銀行のCMが嫌いな方が指摘されてるポイントは、

  • 自宅を担保に借り入れをさせ、最終的にはその自宅も回収する

というサービス内容についてです。

実際の意見はこんな感じ。

  • 実際には自宅を差し押さえるわけなので、それが怖い
  • 『高齢者をターゲットにした感じ』が嫌だ
  • お孫さんはニコニコしてるけど、彼が大きくなる頃にはこの家はないわけで・・・

などの指摘が見られました。

ウサギさん
おじいちゃんおばあちゃんの家ずっと残しておいても仕方ないんだけど、お孫さん目線になって考えてみると、かなり悲しいものがあるかも・・・。

制作側に悪意はないんだろうけど、東京スター銀行のCMに限らず、最近はこの手の高齢者向けのサービスのCMで、闇を感じるものが少なくない気がしますw

カエルさん
BS11の深夜アニメ枠で、特によく流れてるそうですね。

ターゲットの老人ご本人はほぼ見てないだろうから、その子供や孫に対してアピールする狙いなのかな?

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専門用語だと『リバースモーゲージ』と言うらしいです

CM内でも説明されてますが、今回のこの仕組みは、『リバースモーゲッジ(Reverse mortgage)』と呼ばれてるものになります。

リバースモーゲッジ(Reverse mortgage)とは、自宅を担保にした融資制度の一種。自宅を所有しているが現金収入が少ないという高齢者世帯が、住居を手放すことなく収入を確保するための手段。
Wikipediaより

モーゲッジ(mortgage)というのは『抵当』、『担保』の意味で、

  • 返済が進むにつれローンが減少する住宅ローンとは逆に、支払いが進むにつれてローン残高が増加していく

という傾向があるため、『逆』を意味するリバース(Reverse)がつけられてるというのが名前の由来です。

  • 利用条件が厳しく
  • 金利上昇リスクがあり
  • 返済できない場合は担保(自宅)を失うこともある

というリスクもありますが、融資を受けてる間は自宅を売却せずに毎月融資を受けられるというわけですね。

もちろんこれは、東京スター銀行の独自のサービスではなく、他にも実施してる銀行が多数。

これだけ高齢者に溢れてて、『終活』なんて言葉も普及してる昨今なので、納得はできるサービスという感じがします。

ウサギさん
『自宅を担保』って聞くと怖いけど、言い換えると『本格的な返済は死亡後』という、このサービスの利点も見えてくるわけですね。
カエルさん
●高齢者の役に立って

●需要もあって

●銀行側も儲かって

という3拍子揃った特徴を感じるので、多くの銀行が取り入れてるのもわかる気がします。

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まとめ

ウサギさん
CMを最初に見たときは、『命のお金』って感じがして、怖さを感じました。

ボクがお孫さんの役だったら、お小遣いとか貰うのも躊躇しちゃいそうな感じがしてたけど、でもメリットや意義を理解すると少し見方が変わりますね。

カエルさん
『将来的に不必要になる自宅を担保に』って言うと、響きは良くないんだけど、お金に余裕のない高齢者にとっては、ありがたい制度な気もします♪

ただ、今回のCMに限っては見せ方もあってか、ちょっと前に放送されてた『おしゃべり犬』のCMに相通じる雰囲気を感じてしまいましたw

この手の、高齢者の役に立つことを目的とした新しいサービスは、今後もっと出てくるんでしょうね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

感想や、CMに対してのご意見等ありましたら、コメント欄からお願いします☆

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