2026年2月中旬、眼鏡市場の公式SNSに「謎の3人組モデル」のビジュアルが投稿されました。顔が合成されたような不思議なモデル画像——正体はMrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)の大森元貴さん・若井滉斗さん・藤澤涼架さんでした。新ブランド「QRO(クロ)」の立ち上げに合わせた”考察誘発型”のティザー施策で、「誰なの?」「バレバレでは?」という声が一気にSNSで広がりました。吉岡里帆さん起用の「見えるに、エールを。」シリーズが好評を続けていた中で、なぜあえてミセスを起用したのか——その制作意図を深掘りします。

謎の合成モデルはMrs. GREEN APPLE——ティザー施策の全容

ティザービジュアルは、3人の顔を合成しただけでなく、目の中への映り込みや、フェーズ3から使用しているバンドデザインと同じ「A」のピアスなど、細部にもヒントが盛り込まれていました。担当者は「ファンの皆さんに”気持ち多め”のネタバレ要素を提供した。広告を超えたひとつのエンターテインメントとして楽しんでもらいたかった」と語っており、バレること自体が計算済みの”考察エンタメ型”プロモーションでした。

ブランド名 QRO(クロ)/眼鏡市場 黒眼鏡専門デザインレーベル
篇名 「眼鏡市場『QRO』DEBUT篇」
放映開始 2026年2月27日〜全国
出演 大森元貴さん・若井滉斗さん・藤澤涼架さん(Mrs. GREEN APPLE)
CMソング Mrs. GREEN APPLE「Magic」(2023年リリース)
ティザー期間 2026年2月16日〜26日(合成モデル投稿による考察誘発型プロモーション)
価格帯 17,600円・24,200円(税込)
CMコピー 「まとうたび、自分らしく。もっと自分を好きになれる。」

ウサギさん
「バレバレじゃん!」って突っ込みたくなるのも、実はわかるように作ってあって、それがSNSで話題になることが目的なんだよね。広告なのに「広告っぽくない体験」として拡散される仕掛け。

カエルさん
眼鏡市場の名前を前面に出さなかったのも意図的で、「QROというブランド単体で評価されたい」という強い意志がある。既存の大型ブランドイメージをあえて外した攻めた判断だよね。

吉岡里帆の「見えるに、エールを。」は好評——なのになぜあえてミセスに刷新したのか

重要なのは、吉岡里帆さんの「見えるに、エールを。」シリーズは2026年現在も継続放映中であり、ミセス起用はその「刷新」ではなく「新ブランドの独立立ち上げ」という位置づけであることです。眼鏡市場メインラインと新レーベルQROは異なるブランドとして設計されており、ターゲット層も演出の方向性も意図的に差別化されています。

吉岡里帆さんのCMが「親しみやすさ・清潔感・実用訴求」を軸としているのに対し、QROのミセス起用は「漆黒・アーティスト性・ファッション感度・自分らしさ」を前面に打ち出す方向性で、同じ眼鏡市場でも全く異なるブランドコードを狙っています。

Mrs. GREEN APPLEとはどういう人たちか——起用の前提となるプロフィール

https://twitter.com/oricon/status/2026492351481511975

大森元貴さん 若井滉斗さん 藤澤涼架さん
担当 ボーカル・ギター ギター キーボード
生年月日 1996年9月14日 1996年10月8日 1993年5月19日
特記事項 ソロ活動・俳優としても活動。映画『90メートル』(2026年3月)主演 筋トレ継続中。レコーディング時も黒眼鏡を愛用 QROにより私服での黒眼鏡デビューを宣言

ベストアルバム『10』が100万枚を突破し、全楽曲の国内累計ストリーミングが110億回を超える史上初のアーティストとなっているMrs. GREEN APPLEは、2026年1月1日に「フェーズ3」を開幕し、最初のシングルとして「lulu.」をリリース。2026年秋頃に約3年振りのオリジナルフルアルバムをリリースすることを発表している。

「フェーズ3」とは、ミセスが2026年元日に宣言した「再誕の章」。フェーズ1(5人体制・青春期)、フェーズ2(3人体制・国民的バンドへの飛躍期)に続く第三の転換点で、「広く知られる期間」から「より深く感謝と愛情を伝える期間」へのシフトを意味します。眼鏡市場QROとのタイアップは、このフェーズ3開幕直後のファーストビッグタイアップにあたります。

「ルックス売り?」という声——制作側の意図を考察する

「ルックス売りなの?」という疑問への考察

がるちゃんでは「そもそもあの人達のルックス売りなんなの?雰囲気イケメンですらないのに」という辛辣な声も見られました。芸能界の美男美女基準でミセスを見た場合の違和感は理解できます。しかしこのCMの訴求軸は「見た目の美しさ」ではなく「表現者が纏ったときの説得力」であると考えると、起用の意図が見えてきます。

QROのコンセプトは「じぶん色の黒眼鏡を。」——通常よりも黒くて深い漆黒を生み出す特別な調色で、ほかとは一線を画す存在感と品格を放つというブランドです。このブランドが求めているのは「顔が整っているから似合う」ではなく「自分らしく纏っているから似合って見える」という価値観です。

ミセスの3人は、音楽・パフォーマンス・ビジュアル表現において一貫した世界観を持つアーティストです。「存在感がある・世界観が強い・自分らしさを体現している」という意味において、QROが求めていたのはまさにそのような”纏い方”ができる人物でした。美男美女かどうかより、「自分軸で生きている表現者」としての説得力がここでは重要だったと考えられます。

考察誘発型プロモーション——眼鏡市場ブランドをあえて隠した理由

担当者が明かした「眼鏡市場という大きなブランドだと既存のパーセプションで判断されてしまう。QROというものだけで世の中にジャッジを仰ぎたかった」という発言は示唆に富んでいます。眼鏡市場は「安い・庶民的・実用品」というイメージを持たれやすいブランドです。QROをそのイメージの外で評価されるためにブランド名を隠し、ミセスというアーティスト性の強い起点から世界観を構築したという判断は、大手ブランドとしては相当に攻めた戦略です。

またミセスは2026年にフェーズ3を開幕したばかりで、「新たな自分との出会い」「これまでとは違う自分」というメッセージを体現している時期。フェーズ3はバンドとしての成熟と再出発を同時に意味するターニングポイントであり、QROの「もっと自分を好きになれる」というコピーと偶然ではなく必然的に共鳴しています。

ウサギさん
「ルックス売りじゃないの?」って感じる人もいるけど、見た目の美しさではなく「表現者としての纏い方」に説得力を求めた起用だとわかると、だいぶ印象が変わるよね。
カエルさん
眼鏡市場のブランドイメージを外して「QROだけで評価してもらいたい」という姿勢、老舗ブランドが新ラインを立ち上げるときの一番の壁を正面突破しようとしているんだよね。成功するかはこれから。

賛否の声——CMへの評価が割れる理由

否定的・批判的な意見

  • 「眼鏡市場のミセス、そもそもあの人達のルックス売りなんなの?雰囲気イケメンですらないのに」——CM演出のビジュアル寄りなトーンに対し、出演者のビジュアルが見合っていないという感覚的な違和感。起用コンセプトが伝わっていないケースの典型
  • 「3人とも好きになれないルックスなんだけど、ボーカルが最も苦手。表情がとにかく不愉快」「私も嫌いだからすぐ変える」——ミセス自体を好きでない視聴者層からの拒否反応。ファン以外へのリーチという点で課題も浮かぶ
  • 「吉岡里帆のCMのほうが好きだった」という比較声——ただし並行展開なので正確には「別ブランドと比較している」状態

肯定的・好意的な意見

  • 「ミセスが眼鏡市場QROのCMに!」「フェーズ3最初のタイアップがこれなの最高」——ファン層からの歓迎の声は大きく、QRO発売直後から購入報告も相次いでいる
  • 「謎のモデル、ミセスだとわかった瞬間テンション上がった」——ティザー施策が「気づきの喜び」として機能した肯定的なコメント
  • 若井さんのコメント「黒眼鏡をかけると一つスイッチが入る気がして、レコーディング時にも黒眼鏡を愛用している」——実際にメガネを日常使用しているメンバーの自然なエピソードが好感につながっている
  • CMソング「Magic」の洗練された世界観への評価——「曲と映像の雰囲気がQROにぴったり」という声


https://twitter.com/hiro_ringo_jam/status/2027656983235744203

ウサギさん
「嫌い・苦手」って声の多くが「ミセスが好きでない」という個人的な感情から来てるのが特徴的で、CMの演出自体を批判している声とはちょっと違うんだよね。ターゲットがはっきりしてる証拠でもある。
カエルさん
ミセスファン層に確実に刺さってQROへの購買動線が設計できているなら、ファン以外からの批判はある程度想定の上でのターゲット絞り込みとも言える。批判の多さと戦略の成否は必ずしもイコールじゃない。

まとめ——QRO×ミセスが問いかける「纏う」という価値観

眼鏡市場QRO×Mrs. GREEN APPLEのCMが「話題」になっている理由は、単なるタレント人気の問題ではありません。「眼鏡市場らしくない」演出・「ルックス売りではないのにビジュアル重視の演出」というギャップ自体が、QROというブランドが「これまでの眼鏡市場ではない」というメッセージを体現しているからです。

批判の声も含めて「なぜミセスなの?」という問いを視聴者に抱かせることは、QROというブランドへの興味・関心を生み出すという意味でプロモーションとして機能しているとも言えます。吉岡里帆さんのシリーズが継続中という事実からも、これは一方を切り捨てた「刷新」ではなく、異なる美意識・価値観を持つ層それぞれに響く二軸展開の戦略だと考えられます。

ウサギさん
「なぜミセス?」って疑問が記事になるくらい話題になってる時点で、ティザー施策も含めてこのプロモーション全体は狙い通りに機能しているんじゃないかな。
カエルさん
「纏うたび自分らしく」って、眼鏡を選ぶという行為自体を自己表現の一部として位置づけ直すブランドの哲学だと思う。それを体現するのにミセスはかなり適切なミューズだったんじゃないかな。
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